2014-10-04 00:56:29 +0000 2014-10-04 00:56:29 +0000
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パスポートに婚姻関係を記載する実用的な理由はありますか?

パスポートを更新しようとしていますが、前回の更新時に結婚しました。私の国ではパスポートに婚姻関係を記載するオプションがあります(配偶者と私は姓を変えないことにしました)。

パスポートに配偶者の名前が記載されている場合、実用的なメリットはありますか?税関や入国審査、あるいはホテルの部屋が夫婦でしか共有できない地域のホテルでの共同宿泊などを考えているのですが、パスポートに配偶者の名前が記載されている場合の実用的なメリットはありますか?

回答 (1)

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2014-10-04 03:04:27 +0000

パスポートの婚姻状況の欄は、ICAOを含む国際基準では要求されていませんし、推奨されていません。入国審査などで婚姻関係の証明が必要な場合には、その証明として提出すべき書類が標準的に定められており、そのための主な書類はもちろん婚姻証明書ですが、婚姻関係の証明が必要な場合には、婚姻関係の証明が必要となります。パスポートにもその情報があることを説明するよりも、結婚証明書を見せた方が簡単な場合が多いのではないでしょうか。パスポートに記載されている婚姻状況の情報は、裁判所や比較的高官によって特別に決められていない限り、場合によってはそれを適切に証明するものとしてすら考えられないこともあります。

現地の法律で要求されない限り、大手ブランドホテルであれば、婚姻証明書の提出を要求されることはないでしょう。カタールやモロッコなど一部の国では、法律で未婚の異性がルームシェアできないとされていますが、そこでも一流ホテルでは外国人宿泊客にはそのような証明を求めていません。

パスポートに既婚者であることだけが記載されていて、配偶者の名前が記載されていない場合、夫婦であることの証明を求められても、あまり意味がないようです。税関や入国管理局の場合は、配偶者の名前だけでなく、配偶者の名前がわかる書類を見たいと思うでしょう。ホテルの場合は、ルームシェアをしたい人と結婚していることを証明する書類を要求されることがありますが、これも同様に有用ではないように思われます。(特にあなたと配偶者が名前を変えていなければ)

まとめると、パスポートに配偶者の名前が記載されていないことや、あなたと配偶者が名前を変えていないことなどから、パスポートに婚姻状況が記載されていることは、あまり意味がないと思います。もし、婚姻関係を証明するものを提示しなければならないと考えている、または知っているのであれば、婚姻証明書を持参することをお勧めします(必要であれば適切に翻訳されたもの)。外国人の宿泊客から結婚証明が必要なホテルは避けられるかもしれませんが、もし宿泊先のホテルで結婚証明が必要な場合は、結婚証明書を持って行った方が無難でしょう。

さらに、パスポートはすでに個人を特定できる情報が多く含まれている書類であり、旅行や国際ビジネスで使用されることが多いので、様々な理由でパスポートのコピーを取られることがあります。おそらく、個人情報の盗難の機会を最小限に抑えるために、パスポートに個人を特定できる情報ができるだけ少ない方が安心感があるのではないでしょうか。

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