シェンゲン圏外での日数を数えることに基づいて、次のように考えることができます。シェンゲン圏内の日数を数えるよりも、この方法で数えた方が自然に感じられる場合があります。1日(深夜0時から深夜0時まで)をシェンゲン圏外で過ごすたびに、ポイントが加算されます。また、滞在許可証または有効な長期滞在(Dタイプ)ビザを持っているシェンゲン圏の国で1日を過ごした場合もポイントが加算されます。このポイントは、他のシェンゲン協定国を通過しない限り、その国に出入国した日も対象となります。各ポイントの有効期限は、ポイントを獲得してからちょうど179日後です。言い換えれば、1ポイントの有効期限は、ポイントを獲得した日を含めて180日間です。有効期限のないポイントが90ポイント以上ある場合は、「短期滞在」**のルールを利用することができます。
短期滞在のルールでは、
あなたがビザのない国の国民である場合(その国のパスポートを持って旅行している場合)、シェンゲン圏に入国して滞在することができます。または
シェンゲン協定国の有効な短期滞在ビザ(タイプC)をお持ちの方(期間と入国回数に制限があります)、** または**
有効な滞在許可証またはタイプDビザをお持ちで、発行された国以外のシェンゲン協定国に旅行(ビジネスや観光など)される方。
90ポイントまでの取得
過去90日間にシェンゲン圏に行っていない場合は、90ポイントを新たに取得したことになります。逆に、90日間シェンゲン圏に滞在し、最後の可能性のある日に退出した場合、次の日には89ポイントしか残っていないことになります。シェンゲン圏を離れたので、新しいポイントの獲得を開始しますが、古いポイントは新しいポイントを獲得するのと同時に失効してしまいますので、失効したポイントの代わりになるポイントを獲得するまで実際には90日かかります。シェンゲン圏を何度も出入りしている場合は、ポイントのカウントに注意が必要です。これは複雑な作業になるので、自動計算機が便利です。一つの区切りは、180日前を遡るだけでいいということです。180日以上前に起こったことは常に無関係です。(2010年代初頭の数ヶ月間は、欧州司法裁判所が、これがボーダーズコードの古い曖昧なテキストを解釈しなければならない方法であるとの判決を下した後、法律ではそのようにする必要があるとされていました。短期滞在の代替手段
短期滞在の代替手段
短期滞在でなくても、シェンゲン圏に入国して合法的に滞在する方法もあります。